[塗膜性能/膜厚コントロール/塗装技術]
高度な塗装膜を実現できるか?
製品に要求される光沢塗膜や、新たなデザイン塗装を実現できるシステムであること
時代の要請がロボットに反映
1980年代初めのロボットによる網塗り(XY)塗装から、1990年代後半に回転塗装Rの技術がロボット塗装に導入されて以来、回転塗装による薄膜の多重塗りが極めて高い品質を醸し出し塗料の性能を十二分に発揮することが解りました。同時に塗装膜に対する要求がますます高度化し超ピアノタッチと言われる程の超レベリング、超光沢膜が要求される様になりました。さらに、デザイン性を掌る加飾表現をロボット塗装に要求されています。これらの高い要求をクリアしたのが、回転塗装Rの技術です。専任スプレーマンが独自の技術を生かしていた時の様に、ロボットの得意とする塗装技術が高度化した要求技術をクリアします。
超レベリング、超光沢膜。決め手は回転塗装「Rの技術」
円形治具にスマートフォンを大きさにもよりますが8個から15個装着し、治具毎正逆回転約200rpm/minから300rpm/min回転を利用し、ロボットが塗装します。ワークを回転させロボットの制御により薄膜の多重塗りをします。超光沢膜や超レベリング塗膜に仕上げるには、ワークを平置にし回転塗装させることで実現します。精度の高い制御技術が膜厚コントロールを可能にし、表現豊かな加飾を可能にします。

- 高品質化塗装技術
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高品質化塗装技術
Rの技術
- スマートフォンの塗装データ
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スマートフォンの塗装データ[超光沢膜実現例]
塗装時間:90個(平置き:15個×6治具=90個)を約35秒
0.388秒に1個塗装