[塗装コスト/塗料消費量/使用量/色換え]
塗料使用量を如何にして削減できるか?
適正な塗料使用量を知るには先ず数値管理可能なシステムであること
塗料供給の精密な制御
塗料使用量削減の柱となる重要な要素は、①スプレーガン。低圧時における霧化の微粒化が優れていなければなりません。
そして、②塗料供給装置。従来は、ダイヤフラムポンプなどの、単純加圧方式では一定の定量供給が出来ず、また、脈動がスプレーに影響を及ぼします。専用のシリンジポンプシステムによる1CC単位で定量的に供給可能なシステムが必要です。
さらにそれらを制御する③コントローラです。少ない塗料を定量供給し、スプレーガンが低圧で霧化することで最適な塗装膜を形成し塗料の性能を発揮させます。結果として塗料を管理することで無駄な塗料消費の削減化が実現します。

回転塗装Rの技術により吐出制御
円形治具に複数個のスマートフォンを取り付け、正・逆回転を利用して塗装する Rの技術 は、塗装の狙い所の吐出量や霧化圧、パターン圧を微細に設定可能にしています。これは、必要なところに必要な量で適切に塗装するという考えです。面積の広い部分はパターンを広げ、狭い部分や凹凸の部分は、吐出圧を下げ、その設定を保存してゆきます。つまりこれが条件設定です。この条件出しが、人間の勘に頼るのでは無く、ロボットによる数値管理に依存するところです。塗料の数値管理が出来るシステムこそ塗装コストを極める肝になるのです。
塗料使用量という数値にこだわる
従来は塗着効率を基準に設備が評価された時代が有ります。ラインダンサーは、塗料使用量を基本に塗装評価を進めています。少ない塗料でどこまで高品質な製品を仕上げることができるのか。ここが塗装単価や製品評価、環境に反映し塗装経営に重要なポイントになるからです。
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塗料を選ばない
UV塗料などあらゆる塗料に適応